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中華DACの話(Moon Shadow Technologies EP3Pro)

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ブログを相当放置したくせに突然オーディオ機器の話で申し訳ないです。 ROVはとっくに完成していて家の床に転がってます。分かってましたが個人で作っても使わないですねコレ。仕事にしてる友人がいるので貸出たりしてます。 あとBlueRoboticsのアクリル製の耐圧容器を使ってたんですが、約1年で細かいひび割れが発生しました。フォーラムを見ると海外でも事例があるようです。最初はなかったのと、内側なのでケミカル的なものでは無いように思います。 で、今回はオークションで購入した高級?中華DAC(CHi-Fi)の紹介です。 高級とは言っても10年近く前の機種なので3万円ぐらいで入手に成功しました。OPPOがまだオーディオを出してた頃ですね。実際にAmazonで販売されてた頃は8万円だったり20万円だったりあまり価格は安定しなかったようです。 実はこの機種あんまり情報が無くて、ネットを見ても中身を開けている記事は1、2件のみ。 中華アンプは製造中に色々と仕様変更があったりして面白そうなので、到着するなり音出しもせずに筐体を開けて中身を見てみました。 ネット上の諸先輩方の記事( http://blog.livedoor.jp/ryuichi2017/archives/17062252.html )を参考に見比べると、まずうちの個体はDDC(USB→I2SやS/PDIFの変換をする基板)の色が違いました。 他にもRCAの端子の周りも少し改良されています。また、基板の固定のネジが絶縁紙を挟んだものに変更されていました。細かい部分でいえばヒートシンクの色も違うようです。 色々と仕様変更されてますね。 DDCは基板の色は違うものの部品は変わっていないと思われ、XMOSのXU208を基本とした基板に見えます。部品の構成もぱっと見では黒基板の仕様と変化なさそうです。 あと、このDDCはピンヘッダで刺さるようにできており、四隅のプラスネジを外すと簡単に取り外せます。下に載せてますが、似たような規格の基板のDDCがたくさんAlixpressに出品されていますので、(USBの部分の4Pinが少し気がかりなものの)ピン配置等同じであればちょっとした工夫で簡単に乗せ換えられそうです。 (Alixpress見てるとAmanero互換基板みたいな扱いされてますが、汎用規格なんですかね?...

A45のスピードセンサー故障

久々の投稿です。 8月ぐらいに起きたトラブルの備忘録です。 クソ暑い8月頭、朝起きて車に乗ろうとしたら警告音と共にメーターが警告灯だらけに。 一応動きはするのですが、ABSも4MATIC使用不能になり、まともに加速しなくなる症状でした。 OBD2の診断機(Autelの安いやつ)を持ってたので、すぐに繋いでチェックすると、左側のリアアクスルのスピードセンサーがエラーを吐いていました。(他にもいろいろ吐いてましたが、どれも駆動系で、スピードセンサーが一番根本だと思われるエラーでした) Autel AP200 obd2 故障診断機 自動車スキャナー フルシステム診断 AutoVIN、オイル/EPB/BMS/SAS/TPMS/DPFリセット IMMOサービス ファミリーDIY用 iPhone Android 使用可能 不幸にも外出先だったので、部品の到着を待って自分で交換するわけにもいかず…急遽近場のヤナセへ… ヤナセの営業の方曰く、暑さに負けてかなりの台数が壊れているそうで、メーカー保証での修理となりました。 当日入庫した際も、今の店頭の部品の在庫で、今日予約されてる車を修理しきれないとのお話。 それで良いのかBOSCH様といった感じですが、まあタダなのでOKです。 で、これで終わったら良かったんですが… 修理を終えて受け取った車で千葉から兵庫の実家まで帰ったんですが、帰った翌日にエンジンをかけてみると、あらあら見覚えのあるエラーが。 慌てて診断機を繋ぐと、次は右側フロントのスピードセンサーがエラーを吐いてました…! 前回の故障が治って戻ってきてから1週間ほどしか経っておらず、なんなんだよお前はって感じでしたが、まあ何かに当たっても治るわけではないので、早速いつもお世話になっている車屋さんに電話。すぐに取りに来て頂きました。 車屋さんがヤナセに運んで下さり、連続で故障してるから他の壊れてない箇所も全部交換するようにネゴしてくださったそうで、全交換されて戻ってきました。 しかしまあなんというか、リコールにするとブランドイメージが悪くなるし、壊れてないのも直さないといけないから嫌だというのはわかるんですが、車の根幹たる走行機能に支障が出るものなんだから大人しくリコールしろよって感じですよね。 特に今回は2回もヤナセに運び込んでるわけで、他にも似たような事例があると、販売店の工...

BlueROVのCockpitでMJPG Streamer を使う

 MJPG Streamerをラズパイに普通に導入する。 参考サイト: https://ponkichi.blog/mjpg-streamer/ 諸々設定して起動 今回使った環境だとUVCカメラは /dev/video0 Streamを確認する 確認用URL(環境による) http://raspberrypi.local:8080  CockpitをEditモードにする ImageViewを追加 URLに http://raspberrypi.local:8080/?action=stream と入力する MOGOODとか言うUSB+RJ45のハブを使った。USB差し込み口の向きによっては認識しないので注意。 ラズパイはzero 2 Wを使用したが、どうも荷が重いらしくFHDだと少しカクついている。Wifi環境のせいかもしれないので要確認。

Creality K1のホットエンドをTriangle-LabのCHCB-OTに交換

 Creality K1のホットエンドは以前の記事( https://ohyohyohyoo2011.blogspot.com/2023/11/blog-post.html )で交換してから半年経たずに温度センサーが壊れて使えなくなりました。 一応アリエクで購入した互換品?に交換してお茶を濁していたのですが、これがどうにも良く詰まります。そこで、三度目の正直と言っては何ですが、ノズルだけでなくホットエンドからすべてTriangle-Labにしてしまう事にしました。 購入したのは港で評判のTriangle-LabのCHCB-OTとZSノズルのセットです。 Aliexpress でも購入できますがTriangle-Labの公式サイトからの購入が一番安かった($32.25で送料無料)のでそちらで購入しました。 公式サイト: https://trianglelab.net/products/trianglelab-chcb-ot-hotend-updated-kit-k1-hotend-for-sprite-extruder-creality-k1-3d-printer-creality-k1-max-cr-m4-printer 7月16日に購入して昨日届いたので大体1週間で届きますね。 交換の仕方とかはyoutubeに上がっているので省略しますが、面倒なことは特にありません。 ホットエンドを覆うシリコンのカバーが、純正ホットエンドより付けやすい形状でありがたいです。 試しに印刷した感じではK1純正ホットエンドに比べてフィラメントの流れが良さそうとの印象でした。 また使っていてトラブル等起きたら記事にするかもしれません。 (K1君、最近ファンの音が五月蠅くなってきてげんなりしています。360時間ぐらいしか稼働していないのにこれは…。中華製ベアリングの品質問題でロシアの航空機が飛べなくなるわけですね。)

ROV/AUV(水中ロボット)用のライトの自作(製作編)

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ROVの試運転が先に来てしまい順番がぐちゃぐちゃですが、本日は製作編。 設計編から大きく変更はなく、Arduinoのプログラムだったり配線だったりがメインで、そこまで大した内容ではありません。 まず、配線は以下の通り。 大したことは無いので自由にコピーして頂いて結構ですが、あくまで自己責任でお願いいたします。 注意点としてはArduinoとLD3080SAの基板の間、ArduinoとPixhawkの間共に忘れずにGroundを接続すること。 XHP50は6Vモデルと12Vモデルがあるため12Vモデルを買うことをおすすめしてます(DCDCコンバータの仕様にもよる) DROKのDCDCコンバータはyoutubeに使い方の動画もあるので確認してみてください。 Arduinoの電源はラズパイからUSBでもらっています。ノイズなどなどDCDCから直接もらうのはなんとなく怖いので。 Arduinoのプログラムは↓の通り 素人プログラムなので細かい部分はご容赦。 int Inpin = 2; int Outpin = 3; unsigned long duration; long pulse; long pulse1; void setup() {   Serial.begin(9600);   pinMode(Inpin, INPUT);   pinMode(Outpin, OUTPUT);    } void loop() {   duration = pulseIn(Inpin, HIGH); if (duration<=1200){   analogWrite(Outpin,0); }  else  {   pulse1 = duration - 1100;    pulse = pulse1 * 255 / 800;    analogWrite(Outpin, pulse);   }   Serial.println("PWM");   Serial.println(duration);   Serial.println("Out Put for LED");   Serial...

突然のテスト完了(自作ROV)

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更新をすっかりサボっていたのですが、実はROVは大方完成しています。 つい先日プールにて動作確認を実施してきました。 自作したライト周りや3Dプリント品のスラスターなどは特に問題なかったのですが、BlueRobotics製の耐圧容器に漏れが発生……一度持ち帰って組み直しです。(ペネトレーター周りも怪しいがフランジ周りも意外と怪しそう) 中の電装品に被害がなかったのが幸いでした。 あと、今回車で2時間ほどかけてフィールドまで輸送したんですが、ここ数日の猛暑もあって、車内の熱気でPLAのパーツの大半が曲がってしまいました。フレーム周りなどはABSでの出力だったので平気ですが、浮力材のケーシングなど何箇所か再出力が必要になりそうです… >>追記:これ。怪しいところを全部当たっていったらモーターとケーブルの接合部でした。はんだ付けした部分を上からエポキシしていたんですが、十分でなかったようです。耐圧容器側から真空引きしつつエポキシを追加して無事解決しました。

中華Pixhawkと純正Pixhawkの比較

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今更ですが比較してみました 空物ドローンのフライトコントローラーの定番であるPixhawk1ですが、純正品はすでに生産が終了していて、現在新品で手に入るものは中国製の製品のみとなっています。元々がオープンソースの規格品ですので正確にはコピー品ではありませんが、外装に関してはコピー品っぽさもあり、所々中華らしさも感じられます。 まずは外観から まず初めに、上の写真のうち右二つが中華製で、一番左が純正品になります。 外観としてはほぼほぼ違いはありませんが、よく見ると純正品は射出成型も綺麗で、全体がなだらかなカーブを描いているなど細かな差があります。また、使用されているネジも純正品はプラスのタッピングビスである一方、中華製はタダの六角キャップボルトです。表面の記載には大きく違いはありませんが、純正品はこの写真からはわかりませんが上部の3ピン横の側面にピン配置(S + -)が記載されています。写真をよく見るとわかりますが、純正品は側面に封印のシールが貼られています。 それぞれ開けて中身を見てみます 分解して中身を取り出してみました。 純正品は基板がケースにねじ止めされていましたが、中華製は穴はあるものの、ねじ止めは省略されていました。なお、後述の通り純正品と中華製で基板のバージョンが異なるようで元々多少差異があると思われます。また、純正品のMicro SDカードは付属のものではありません。 もう少し細かい部分を確認します 驚くべきことに純正品はすべての端子が金メッキされています。Micro USBの差し込み口まで金メッキされていて徹底していますね。また、純正品は製造時の確認に使うプローブ用のパターンが各所に設けられています(もしかするとバージョンによる違いの可能性があります)。基板のプリントを確認すると、純正品はVer.2.4.7で、中国製のものはVer.4.3.9を名乗っていました。中国製のものは本体にVer.2.4.8との表記がありますし正確なVerはそちらで、4.3.9は中国での生産上のversionの可能性もあります。中国製のものは基板固定用にM3に対応した穴が設けられています。中国製のものの間でも基板のシルクプリントの太さに差があります。 SDカードリーダーの指紋は中国製も純正品も最初からきちんと?ついていました。 そして印字の異なるチップ 中国製のもののはお互い...